ネットワークエンジニアとはいったいどういう仕事なのでしょうか?意外と具体的なイメージまでは業務をしている人でないとイメージが湧かないと思います。
■ネットワークエンジニアとは「社会(ネットワーク)のインフラを繋ぐ仕事」である!!
社会(ネットワーク)を繋ぐ仕事とは?その1
具体的には以下のテキストの図を見てください。
☆通常時
[A会社]——-<ネットワークケーブル>——-[A子会社]
上記はA会社とA子会社がネットワークケーブルで接続されている図です。
ある時、A会社とA子会社間のケーブルが切断され会社間で通信が出来なくなりました。
☆障害時
[A会社]——-<ネットワークケーブル>— ×(切断) —[A子会社]
このままでは会社間で通信が出来ないとメールや業務に影響が出てしまいます。
そこでネットワークエンジニアの出番が来るのです。
ネットワークエンジニアは切断箇所を特定し新しいケーブルに交換します。
☆復旧時
[A会社]——-<ネットワークケーブル>—○(復旧)—[A子会社]
これが、
■ネットワークインフラの運用保守業務の一つです。
会社内、会社間のネットワークインフラを運用、管理し障害時には適切に対応し復旧させる。何気なく使用しているそのインターネットやメールが問題なく使用出来ているのはネットワークエンジニアのおかげ!!といっても問題ないと思います。
社会(ネットワーク)を繋ぐ仕事とは?その2
別のケースを見てみましょう。
今度A会社が新しいAB子会社を設立することになり、そのAB子会社にもA会社とA子会社が繋がっているネットワークに繋げたいと考えています。
☆新会社設立時
[A会社]——-<ネットワークケーブル>——-[A子会社] [AB子会社]
ただどうやってA会社とA子会社の繋がっているネットワークに繋げればよいのでしょうか?
ここでもネットワークエンジニアの出番が来るのです。
ネットワークエンジニアは今後の拡張性、全体の構成を考えネットワークを設計、構築します。
☆設計構築時
[A会社]——-<ネットワークケーブル>——-[A子会社]——-[AB子会社]
これが、
■ネットワークインフラの設計構築業務の一つです。
単純にネットワークを繋げるということであればネットワークエンジニアで無くても出来るのかもしれません。ただネットワーク設計者は新しくネットワーク構成を考える際、今後の拡張を考えたり、全体の帯域、構成を考えてネットワークを設計します。ネットワーク構築者も同様です。
ネットワーク運用者が運用しやすいような構築方法を考えたり、他のネットワーク担当者が見てもわかるような統一性のある設定情報を考案したりします。
まとめ
上記で記載したようにネットワークエンジニアの仕事は「社会(ネットワーク)のインフラを繋ぐ仕事」ですが、具体的には
■ネットワーク設計業務
■ネットワーク構築業務
■ネットワーク運用業務
の3つに大きく分けられると思います。
